コトノハ

かるいよみもの。

『メッセージ』

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まずこれがエイミーアダムスだったことに、

あとで気づきました。

あの『魔法にかけられて』のお姫様が!?という感じ。

ほぼ表情のないスッピンだったからでしょうか。

 

あらすじは、突如、世界12箇所に現れた柿の種のような巨大物体と

世界中がコンタクトして目的を聞き出そうとし

アメリカでは言語学では第一人者とされ

軍での活躍の実績もある女性学者ルイーズが選ばれ、

物理学者のイアンとともに彼らに言葉を教え、

交流をはかり、エイリアンたちの目的を聞き出すまで。

 

ルイーズはどうやら病気で娘を失っているようで

それで感情の起伏が乏しい?

断片的に現れる娘との思い出に、娘の父親は完全に不在。

こんな彼女にも、熱烈に恋愛して、子を持ったのかな?

とちょっと不思議なので、

もしかしたら精子提供を受けた?などと思いつつ、

謎はその後、解けます。

 

レビューを読んでいると、つまらないとか、

宇宙人なにしにきたんだよ、みたいな意見もありますが…

私はすごく面白かったかな。

エイリアンたちの言語は時制を持たないとか

そういう言語を操るようになると未来が見えるようになるとか

全く想像の範疇を超えてますが、それが逆に面白い。

娘のシーンはフラグになっていて、あとで回収されますし。

 

私がルイーズの立場だったら…

果たして子どもを持つかなぁ…

でも原作では、ルイーズが結果を変えようとしても

結果は同じことになったみたいだし

子どもを持たない努力をしたとしても

妊娠してしまって、そうしたらもう堕ろすまではできないから

産んじゃうみたいなことになるのかなぁ…

 

原作を読んでみたくなりました。

そしたらわからなかったシーンも、理解できるのかな〜