コトノハ

かるいよみもの。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

f:id:vegamoon:20180819224820j:plain

 

この太ったおじさん、元三ツ星レストランのシェフって役なんですけど、

まず、アイアンマンシリーズの監督なんです。

しかも出演もしてます。

ヒゲとメガネでわからなかったけど、

ハッピーっていう、アイアンマンである社長の運転手役。

だからか!

スカヨハとかロバートダウニーJr.とか

アイアンマン関係で固めてたんですね!

(観たあとで調べて知った)

 

この映画も監督脚本主演です。

そしてなんともハッピーな映画です。

見終わった後、しばらくポワーンってするぐらい幸せな映画。

現実もこうだったらなぁ…なんて思います。

 

あらすじは、

料理評論家が来るということで張り切って準備していたのに

頭の堅いオーナーがそれを許さず、

古臭い、何十年も変わらないメニューを出すことになります。

それを「お前も日和ったな!」とブログで酷評され、

しかもそれはTwitterで拡散。

 

10歳の息子にTwitterがなにかを教えてもらい、

アカウントを作ってもらうのですが、

さっそくやらかします。

下品な言葉で評論家にリプライ(返信)してしまうのです。

(本人はメールのつもり)

それもあっという間に『拡散』され、いわゆる『炎上』します。

 

まぁその後いろいろあってレストランをやめたシェフ、

元奥さんの元旦那が持っていたフードトラックで

原点に帰ろうとするのです。

 

月に何度か会うだけだった、

元奥さんが引き取っている10歳の息子とも

フードトラックで商売をしながら旅をする間、

本当の触れ合いをし、親子の絆を取り戻し、

(きっと未練のあった)奥さんは、惚れ直し…

息子は料理も手伝いながら、

TwitterFacebookをはじめとしたSNSを駆使し、

父をバックアップ。

 

結局、愛情込めて作った美味しいものは

人を笑顔に、幸せにするんだなって。

そんな感じでしょうか。

 

最近、料理が上手い下手ってなんだろうなって

考えることがあって。

私は自分が料理上手だとは思わないけど…

人のために作るのは好きかな。

息子が「ごちそうさま」って完食してくれると嬉しい。

時々薄味すぎると残すけど…

素材の味を味わって?!って思いますけど…

 

料理は義務じゃないから

作れない時、作りたくない時は作らないでいいと思うのです。

ベストなコンディションで作らないと意味がない。

そのためにはまずお母さんは健康でいなくちゃいけないのです。

 

文章も、人を幸せにするようなものを書きたいなって

最近思うようになりました。

夫が病院にいる時は、呪詛のようなブログを書き連ねていましたが…

私が体調が悪かったのはストレスのせいもあるかもしれないけど、

その呪詛が毒となって私の体を蝕んでいたのかも。

 

今は自分を不機嫌にさせたくないので、

嫌いな人の文章とか、悲しいニュースとか

あまり読まないようにしています。

不調はいろいろあっても、我慢してるわけじゃなく

気にしないでいればどっかいってくれるかなぁって。

よほど真剣な症状だと病院に行きますけど。

 

映画も、悲しいだけで救いようがないのは見たくないなぁ…

教訓とかいりません。

ハッピーな人を見ていたいのです。