母の友人が失恋をしていた

ここのところ続く失恋話。

今回は母（83）の友人。

80歳前後ではないかと思います。

母が昔、駅の喫茶店で働いていた時の同僚で、

私もよくお店に行ったから、どんな人か覚えてるけど、

ちっちゃくて、普通のおばちゃんでした。

旦那さんは再婚で、向こうに連れ子がいるんだったかな？

確かご自身も後妻さんに育てられたんだったような…

数ヶ月前、母がこの方に偶然出会って、

「なにもする気がおきない。体も悪くないのにだるい」

みたいなこと言っててねぇ〜って言ってるのを聞きましたが、

「それね、失恋だったらしいわよ」って、後日談。

お稽古ごとで知り合った年下男性らしく、

終わってから飲みに行くようになってお付き合いに発展したと。

でも老いさらばえていく自分を見られたくないと、

自分からお別れをしたそうで…

わぁ…と思いました。

私（47）から見ても、80前後はもうかなりの老いなわけで、

その姿を気に入ってくれてるのだから、

ここから多少歳を取っても変わらないのでは…とか思っちゃうけど、

まぁ女心ですからね…わかる、とも思いました。

年より若く見えるね！なんて言われて

「そうですかぁ〜？」なんて内心喜んでる私でも

朝起きて、洗面台の鏡を見て「うわぁ…」と思います。

セルフィー撮って

なにこのほうれい線！

口の端が下がってブルドッグか！

毛穴目立ち過ぎ！

みたいな…

体調悪い日なんて、ジャバザハットかなこれは…と思ったり。

でも母から見ると

「若いっていいわね…」だし、

いくつになってもシワが気になる様子。

「80になってシワひとつないほうが変だよ？」と慰めるものの…

いずれは行く道。

女って大変ですよね…