『海街diary』
父が不倫して両親が離婚した後、
母も祖母に三姉妹を預けたまま居なくなり、
祖母が亡くなった後も
鎌倉の家と庭を守るように暮らしていた三人のもとへ
父親が亡くなった知らせが。
再々婚していた父には中学生の娘がおり、
継母との生活を心配した長女は彼女に自分たちの家に来る提案をし、
四人の生活が始まる。
葬式の後、駅で三姉妹を見送る異母妹すずに、
長女幸が「うちで暮らさない?」と言い、
すずが行きたいと答え、
駅で両手を振りながら見送るシーン。
泣けました…
どんなにか嬉しかっただろうかと。
父を看取り、血の繋がらない弟と母の中に遺されたはずが、
一気に姉が三人も増えて。
映画のほうは、嫌な人がほとんど出て来ないんですよねぇ。
三姉妹の母親すらも、ちょっと憎めない人って感じだし。
父親と不倫した、すずの母親を誰も恨んでないし。
ただただ四姉妹を愛でる映画かもしれませんが(笑)
でも映画の尺的に次女佳乃の彼氏のエピソードは盛り込めなかったのなら、
特に出さなくても良かったのでは?と思うけど…
鈴木亮平も意味ありげに出てくるけど、特に絡みはありませんでしたね〜
観た後の気分が非常にいい映画でした。