『メイジーの瞳』
ミュージシャンの母と絵画ブローカー(?かなにか)の父親を持つ6歳のメイジー。
生活はなに不自由ないけれど、両親は喧嘩ばかり。
そしていよいよ離婚…
共同親権になり、メイジーは父と母の家を行ったり来たりの生活に。
しかし両親はそれぞれ仕事が忙しく、
実際に面倒を見るのは、それぞれのパートナー。
父のところではメイジーの元シッターのマーゴ。
かなり若いけど、二人は再婚します。
彼らも再婚します。
でもどうもどちらも子供の面倒を見てもらうために再婚したフシがあり。
しかしメイジーの母スザンナはリンカーンとメイジーが仲良くなると嫉妬します。
どないやねん。
リンカーンは最初の印象はヤク中の変質者ぽかったけど、
子供好きの、かなりいい人でした(笑)
マーゴも自分の子供のようにメイジーを可愛がってるけど、
自分はメイジーの世話のために囲われてると気づきます。
母親という立場の私には、スザンナの気持ちもわかるんですよね。
メイジーのことを愛しているけど、仕事もしないといけない。
アーティストなので多少の時間の融通は利くと思うんだけど、
ツアーになると長期間家を空けなくてはならず、板挟み…
リンカーンの勤め先に捨てるように置いていったのは許せないけど。
でもメイジーは不平不満は一切言わず、
母親が父親の落ち度を探ろうとしても、
不都合なことは言いません。
それにしてもメイジーがとっても可愛い。
屈託がないし、なにより衣装が!
両親それぞれしつらえた子供部屋も夢みたいだし。
(父親のほうはマーゴが用意したけど)
マーゴも衣装も可愛いし、
最初は変態に見えたリンカーンも、
バーテンダーの衣装だと王子様みたい。
二人はやがて惹かれ合うのですが、
そうだよねと納得のお似合いさですよ。
リンカーンはちょっと尻が軽い惚れやすいのでは??と思ったけど。
最後はちょっとホッとする展開でめでたしめでたし。
それにしてもスザンナ役のジュリアンムーア、老けたなぁ…