コトノハ

かるいよみもの。

LA LA LA スーパーポジティブ

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過去に生きる?それとも未来に生きる?

 

正直言って、ミュージカル映画の良さってよくわからないんです。

多くの人が疑問を感じるように、

なぜ突然歌い出すの??

と思うわけです。

 

だからLA LA LANDを見に行こうと思ったのは、

ミュージカル映画が好きって言ってたカレが落ち込んでるときに、

なにか楽しみを作ってあげたいと思って、

「観に行こ!」と約束したのでした。

 

でもね、観てよかったです。

できればスクリーンでもう一回観たいくらいだけど、

そのお金で別の映画も見られるし…と貧乏性の私は思ってしまうので、

きっとオンデマンドかDVDで観ることでしょう。

というかサントラが欲しいです。

 

「恋愛体質じゃないから、全然思い入れできなかったわ」

って言ってたアラ50既婚女性がいましたが、

あれをただの恋愛映画としてしまうのは、

非常にもったいないなーと思いました。

っていうか恋愛映画ってのは最初からわかってただろうに、

話題だからって観に行ってそれはないんちゃうの?と思いますが(笑)

 

まず、あの映画は、いろんな映画のオマージュらしいですね。

色彩はもろにサウンドオブミュージックを思わせるし、

知ってる人ならニヤリとする仕掛けが色々あるようです。

ちょっとその映画観てみようかなって、思わせるのってすごい。

それから前作の『セッション』もそうだったけど、

JAZZが聴きたくなる映画です。

 

あんなどこにでも転がってる恋愛で映画を作って

こんなにみんなに愛されるものにするってすごい、

と私は思うんですけど。

 

ミア、別れてすぐ結婚&出産したんかっていう意見も目にしましたが…

セブがフったんだから、そらミアは他の人に行くでしょ、と思うんですよ。

女性は未来に生き、

男性は過去に生きがち。

いずれまた戻って来るだろうと思う男性に対し、

女性は過去を捨てていく。

いつまでも自分のことを想っているだろうと思う男性に対し、

過去は過去と割り切っている女性。

(…っていう人が多いように思う)

 

失敗したら、過去に戻ってやり直したいと思うよりも、

次のときに間違わないようにしようって思う。

だって人生は一度きりだから。

やり直すことはできないから。

 

ちなみに私はこれを観た後にお酒を飲みながら別れ話を切り出し、

飲みすぎたカレシが電車で寝込んで埼玉の奥地まで行くという事件が勃発(笑)

酔っ払って帰宅し、顔も洗わずに寝ていた私は、

真夜中にその知らせに飛び起き、責任を感じて眠れなくなり、

朝5時の電車に飛び乗って、

彼が東京に戻って来る電車とランデブーする直前の駅で待ち受け、

彼が乗ってる電車に念のため後方車両から乗り込んで、

走行する電車の中を練り歩いて彼を見つけました。

なぜ後方か?

もしいなかったら、また元の地点に戻って逆方向を探さないといけないからです(笑)

 

よって別れ話は保留に…?(笑)

 

というわけで個人的には忘れたくても忘れられない映画となりました。

 

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