コトノハ

かるいよみもの。

一進一退

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二年生になってから部活(剣道)をサボり始め、

とうとう辞めたいと言い出し、

夏前からは完全に行かなくなった息子。

竹刀を無くしたのは、なにか関係があるのかないのか。

最初はいろいろ言ってみたけど、

もう辞めてもいいやと私が心の中で諦めてからは

何も言わなかった。

 

夏休みが終わったら顧問と担任と面談して

転部か退部をするのかなと思っていたら

ある日、帰宅した後、

「昇段試験受けるから、ぼちぼち行くわ」と息子。

動揺を隠し、

「そう。じゃあ竹刀買ってあげるわ」とだけ。

でもまぁ週に一度かな。

行くのは(笑)

 

今週末は試合があるそうで、

持ち帰ったプリントには息子の名前も連なってるので、

ちゃんと行くかどうかドキドキしているけど

うるさく言うのはやめておこうと思う。

 

以前は塾もなんだかんだサボっていて

もう辞めさせる!と怒り心頭で塾に電話したものの、

やる気がない時にやめさせるのはお勧めしません、

とかなんとか言いくるめられ…

その後は、塾でも怒られたか諭されたかで、

サボッた翌日は補講に行ったりしているので、

まぁ進歩した…かな?

私としても、怒るのは疲れるし気分も悪いし

ガッツリ怒ることはやめた。

お金はもったいないけど…

 

一歩進んだと思ったら半歩下がってるような

でもまぁ進んではいるのだから、

信じるしかない。

 

昔の元彼がメッセンジャーしてきて、

Facebookの名前表記にいちゃもんをつけてきたついでに

(検索避けに旧姓と名前の漢字を変えてるのが気に入らないらしい)

聞き出した私の近況について

母親なんだからとかなんとか言い出して

非常に鬱陶しかったのだけど、

こちとら息子の親を14年やってるし、

世界中の誰よりも大切に思っとるわ!と。

 

息子が父親という存在を無くしてから、

父親以上に父親としてもやったつもり。

逆に夫が生きてたら経験できなかったこともたくさんやった。

息子との時間を優先するために、仕事も控えた。

普通の母子家庭ならこんなに子供と一緒の時間を過ごせない。

むしろ一緒の時間が激減していたはず。

私だからできたこと(幸運も重なったけど)。

自分で考えて行動して、今の生活があるのだから。

そんなことも知らないくせに、

なにも手も貸さなかったくせに、

口だけ出す人間って、ほんと多い。

(でも、なにも言わず、お金だけ出してくれた人はいた)

 

助けを求めて欲しかった、って

なにか事が起きてから言う人間が多いけど。

見て見ぬフリしてたくせによく言うよねと。

母親が一人で抱えて頑張ることを美徳として

追い詰めたくせにね。

 

幼い息子に、「お母さんを守ってやれ」とか

ほんと余計なこと言うなよと思った。

それは子供が自分で気づくこと。

でも甘えたい盛りのたった8歳で突然父親を失った子供に

どんだけ残酷なことを言うのかなと。

だから過剰に息子を守ってしまった面はある。

だけどいつまでも守るつもりはないから。

私と息子のペースで成長していくつもり。